『フライト・ゲーム』のように、限られた場所だけで物語が進む映画を「ワンシチュエーション」もの、ということがあります。場所が動かないぶん、脚本と役者の力がそのまま出るので、当たるととても面白いジャンルです。見てよかった5本を紹介します。
十二人の怒れる男(1957年・アメリカ)
- 監督:シドニー・ルメット
- 舞台:陪審員室
殺人事件の評決をめぐり、12人の陪審員が一つの部屋で話し合います。11人が「有罪」と言う中、1人だけが「話し合おう」と疑問を投げかける。白黒の古い映画ですが、会話だけでここまで引き込まれるのかと驚きます。話し合いや説得の勉強にもなる名作です。
激突!(1971年・アメリカ)
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 舞台:田舎のハイウェイ
車で出張中の男が、追い越した大型トレーラーにしつこく追いかけられる。ただそれだけの話なのに、ずっと怖い。トレーラーの運転手の顔がほとんど映らないのがポイントです。スピルバーグの出世作としても有名です。
フォーン・ブース(2002年・アメリカ)
- 監督:ジョエル・シュマッカー
- 主演:コリン・ファレル
- 舞台:公衆電話ボックス
公衆電話に出た男が、「電話を切ったら撃つ」と見えない狙撃手に脅されます。上映時間は約81分と短く、最初から最後まで電話ボックスの周りだけで話が進みます。短い時間で緊張感を味わいたいときに。
CUBE(1997年・カナダ)
- 監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
- 舞台:立方体の部屋の連なり
目を覚ますと、見知らぬ人たちと一緒に、罠の仕掛けられた立方体の部屋に閉じ込められている――。なぜここにいるのか、どうすれば出られるのか。極限状態で人が変わっていく様子が見どころです。痛そうな場面があるので苦手な人は注意。
フライト・ゲーム(2014年・アメリカ)
- 主演:リーアム・ニーソン
- 舞台:飛行中の旅客機
空の上の密室で、乗客の中に潜む犯人を探すサスペンスです。詳しくは リーアム・ニーソンのおすすめ映画 でも紹介しています。
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まとめ
会話劇が好きなら『十二人の怒れる男』、とにかくハラハラしたいなら『激突!』か『フォーン・ブース』、謎解きが好きなら『CUBE』がおすすめです。どれも舞台がシンプルなぶん、ながら見ではなく集中して見ると面白さが倍になります。


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